Part 1 菅平牧場 ~ 根子岳
ゴールデンウィークも終わり、天気も上々で山歩きでも行こうかなと思っていたら山好きの仲間から誘いがあり、二つ返事で根子岳へ。最高でした。
午前8時 菅平牧場到着 駐車所、登山口もとても分かりやすく安心して利用できる。
準備をして早々に出発。いつも通り、クマよけの鈴、ラジオは携帯したが、今日のコースはクマに出会う心配はほとんどないようだ。
15分程で休憩所に到着。先を急ぐこともないので1回目の休憩をとる。
北アルプス、中央アルプス、南アルプスまで見ることができる大パノラマ。
気温が上がり、下界に少し靄が掛かってきたので、雪の残る山々が浮かんで見える。神秘的だ。
左手に菅平牧場を眺めながら進み、やがて、白樺、しらびそなどの林を抜けると、森林限界となり再び牧場が見えてくる。
このコースは花の百名山としても人気が高いが、今回はちょっと早かったようだ。5月末くらいから花が咲き乱れるらしい。
花を目的にだけでも楽しめそうだ。
歩き始めて約1時間30分、根子岳山頂に到着。ここは冬場になると、スノーキャット(以前はヘリスキー)で登り、滑り降りる大人気のゲレンデだ。
今度の冬は板を担いで登ってみよう。
しばらく歩くとこんな看板が。このコースは花の百名山としてもしられ、人気のコースだ。5月下旬から6月にかけ見ごろを迎えるらしい。
ダケカンバやしらびその林がしばらく続く。北アルプスはもちろん、妙高や戸隠方面の山々も一望できる。
歩き始めて約1時間半で根子岳山頂に到着。コース整備も行き届いていてゆっくり歩きながら楽しめるコースだ。
この後、根子岳山頂から四阿山を目指す。中々歩きがいのあるコースだ。
(つづく・・・・)
Part2 根子岳 ~ 四阿山 ~ 嬬恋清水 ~菅平牧場
根子岳で一休みし、安全祈願を済ませ四阿山へ向かう。
歩き始めてすぐに残雪が目立つようになってきた。右側は高い壁(かつての噴火口の一部)左側は深い谷の山道をロープを頼りに通過する。今日の行程でここだけがちょっと怖かった。
最難関を超えたところで、ちょっと一服。ここからは太古の噴火口が見下ろせる。立っている場所はその噴火口の片隅。以前は稜線を通って火口を一周できたようだが、現在は小根子岳付近が崩落していて、できないらしい。いつか行ってみたいと思う。
しばらく歩くと急に視界が開けてくる。最高の景色が広がる。ここは冬場の山スキーのポイントらしい。気持ちいいだろうなあ。
下りから一転、今度は急な登りが続く、残雪の森の中を歩き続けていると、ハイカーのスマフォの緊急地震警報が一斉に鳴り響く。長野県内で地震があったらしいが、特に問題はなく山頂へと向かう。
ちょうどお昼頃、山頂に到着。四阿山山頂は、群馬県と長野県の県境になるため、山頂の目印が2つある。山頂でランチを取るハイカーでにぎわっていた。
昼食を済ませ、下山へと向かく。途中、嬬恋清水を組みに寄り道をし、菅平牧場へ。
全行程約6時間の道のりだった。春の日差しを一身に浴びて大自然を満喫。大満足の一日だった。
無事を祝して,菅平牧場のソフトクリームで、いざ乾杯。